渋谷区の資産は大幅に毀損します

渋谷ホームズ

神南小学校

第一種市街地再開発事業は開発利益を一定のルールに従って各地権者に公平に分配するのが大原則ですが、このたび地区計画が変更されると、神南小学校の指定容積率が500%より409%に下がる一方、渋谷ホームズ側は区道廃道敷地部分を取込むと共に、高度利用地区制限によって事業地内で割増しされる容積率をすべて吸収して1000%になる計画です。渋谷ホームズの法床面積は現状の6,041坪より建替えによって14,006坪に、2.32倍になり、800億以上の莫大な開発利益が発生します。

一方、神南小学校は渋谷ホームズ側に小学校を建替えてもらっても費用は1/10程度で、さらに敷地の価値は大幅に棄損します。渋谷区民にとって不公平極まりない開発事業です。